「biblio」を1ヵ月半使っての感想
biblioを買ってから1ヶ月半ほど経ちました.
auの東芝製端末「biblio」を買いました.Sony製のW62Sから1年ぶりの機種変更.そして初KCP+.
「biblio」ファーストインプレッション - kmzw blog @ Hatena::Diary
結論,だめだこりゃ.
使いにくくて,たまらん.ブックケータイという謳い文句もいいけど,基本的な部分が使いにくかったらケータイとしてダメだろう.個人的に東芝には頑張ってほしいんだけど,ダメなものはダメだ.
一応,使用者のプロファイルを書いておくと,主な用途は,メール,WEB/EZWEBブラウズ,スケジュールで,ほぼ毎日使っています.カメラはたまにしか使いませんし,ワンセグは全く使っていません.これまでは,IDOの頃から521G, 531G, C404S, A5402S, W21CA, W21S, W41CA, W43H, W54T, W62S, biblioと使ってきています.(全部取ってあるので,あさってみたw).それを踏まえた上での感想です.
- ダメな点
- タッチパネルが使いにくい.
- これは致命的.クリック可能な部分は下部の狭いエリアのみで,他はスライドによってカーソル操作を行う.慣れれば割と操作できるが直観的でないし,普通のカーソルのほうが断然使いやすい.操作時のイライラ感がたまらない.クイックメニューぐらいクリックさせてくれ・・・.
- 動作が遅い
- 正確にはアプリケーションの起動が遅い.起動してしまうとサクサク動くが,起動するまでがワンテンポ遅い.結果,ちょっとWEB見て,ちょっとメール確認なんてことやろうとすると,体感的にすごい遅く感じる.最近のWEBブラウザなんかは,初速を重視して体感的な速度をあげるようなアプローチをとっていると云うのに・・・.
- キーロックの使い勝手が悪い.
- いちいち確認メッセージが出るのがうっとおしい.ロック時に時間を確認したい場合,電源ボタンを押す必要があるが,ボタンを押すとメッセージが出て時計が見にくい(時計を上にずれせば見えるが).そもそも電源ボタンが押しにくい.
- シートキーが押しにくい.
- 特にカーソル周りのキーは最悪.EZボタンと電源が近接しており,何度押し間違えて描き途中のメールを消したかわからない.まともにユーザビリティを評価したら,これはあり得ないと思う
- 横で使える場面が少なすぎる.
- 当然,この携帯の形態は左手で入力するのはできないと思ったほうがよい.フルキーでの入力があるからこそ,そのデメリットを享受しよう思ったわけだが,左手で使えないデメリットが全然カバーできてない.入力時だけは横にできるが,アプリケーションが縦だといちいち入力のたびに横にするなんてやってらんない.
- タッチパネルが使いにくい.
ちょっとは良い点も書いておこう.
- 良い点
- 画面が大きい.
- 文句なく見やすい.
- メールは多少書きやすい.
- やはり,フルキーは文字入力がしやすい.Functionキーを多用しないといけないのは難点ですが慣れれば10キー入力よりは早く打てます.
- 無線LAN速い.
- 使用頻度は少ないですが段違いの速さです.ただ,電池の消耗がすごいです.
- 画面が大きい.
というわけで,この週末にW62Sに戻す予定です.