「そこはショートカット使えよ」と思うランキング
プレゼンの時や一緒に資料修正などをしている時など、他人のPCを操作を見る機会は結構あるものです。そんな時、「そこはショートカット使えよ」と思うことが、ちょいちょいある。ショートカット使ったほうが何倍も早いのになぜ使わないのかと。
というわけで、先週そんなシチュエーションが多かったので個人的ランキングをまとめてみた。思いつきなので、偏っているのはご愛嬌ということで。早速一位から。
第1位 EXCELでセルの数式編集時[F4]
参照セルの絶対指定/相対指定切り替えができます。
いきなりマニアックで申し訳ない。マウスでのセル指定をしながら数式を記述しているときに、セル指定後にいったん編集セルに戻って「$」を手入力なんてことをしているのを見ると、[F4]を使って!と思います。さらに、カーソル動かそうと[矢印キー]を押して、セルがずれたりしちゃっているのを見ると、横から[F4]を押してやりたくなります。
EXCELのセル参照はデフォルトで相対参照(例:B6)ですが、座標指定の前に「$」記号を付けると絶対参照(例:$B$6)になります。このショートカットは、例えば、「B6」などとセル指定後に[F4]を押すと「B6」→「$B$6」→「B$6」→「$B6」のように[F4]を押すたびに切り替わります。
ちなみに、セル編集時以外に[F4]を押すと、新しいエクセルファイルが開くので注意。これはこれで便利ですが。
第2位 [Windowsキー]+[←] と [Windowsキー]+[→]
カレントウインドウをディスプレイの右/左半分に拡大表示できます。
2つのウインドウを画面の左右に並べて表示するために、ウインドウの移動と大きさ変更をマウスでチョコチョコ調整しているのを見ると、[Windowsキー]+[←]を使って!と思います。
特に最近のノートPCはワイド画面が多いので、左右にウインドウを並べて参照しながら作業をしたくなることも多いです。このショートカットを使ったほうが圧倒的に早いです。
ちなみに、[Windowsキー]+[↑]で最大化、[Windowsキー]+[↓]で最小化もできます。
第3位 [Windowsキー]+[e]
エクスプローラが起動します。
エクスプローラを開くのにメニューバーを辿っているのを見ると、[Windowsキー]+[e]を使って!と思います。
せめて、デスクトップかタスクバーのわかり易いところにショートカットおいて欲しいものです。あるいは、スタートボタンの右クリックで起動するとか・・・。
ちなみに、[Windowsキー]+[r]で「ファイル名を指定して実行」、[Windowsキー]+[Pause]で「システムのプロパティ」が開くのも結構便利です。
第4位 EXCELで[F2]
カレントセルを編集状態にします。
またEXCELです。複数のセルを修正するときに、毎回マウスでダブルクリックしているのを見ると、[F2]を使って!と思います。
このショートカットを使うと
これ↓が
- 「セル編集」→「エンター」→「手をキーボードからマウスに移動」→「マウスでカーソルを次のセルに移動」→「ダブルクリック」→「マウスでカーソルを編集の邪魔にならないところに移動」→「手をマウスからキーボートに移動」→「次のセル編集」
こう↓なります。
- 「セル編集」→「エンター」→[F2]→「次のセル編集」
使わないと何倍も手数が必要になっちゃうよ!
ちなみに、EXCEL系だと他に、[Ctrl]+[1]の「セルの書式設定を開く」とか、[Ctrl]+[矢印キー]の「データ有無の切れ目に移動」あたりが便利です。
第5位 複数ファイル選択+[F2]
連番のファイル名に変更できます。
ファイル名を一つずつコピー・ペーストを繰り返して変更しているのを見ると、そこは複数選択+[F2]を使って!と思います。
ファイル単体を選択したときに[F2]を押すとファイル名変更できますが、[Ctrl]+[a]などで複数のファイルを指定後に[F2]を押してファイル名を変更すると、連番ファイル名が付けられます。例えば、「2014072801.pdf」「2014072901.pdf」「2014072902.pdf」を選択して、ファイル名を「じゃがいも」とすると、「じゃがいも (1).pdf」「じゃがいも (2).pdf」「じゃがいも (3).pdf」のようになります。カッコつきの連番は好き嫌いが分かれそうではありますが。
というわけで、以上、超ひさびさの更新。